弥馬帝国の山奥に名もない隠れ里が存在しました。
そこでは、少数の民族がひっそりと暮らしていました。
村を守護する霊石の力や霊石の巫女に守られ、人々は人間やおろか妖にすら見つかる事もなく平和に暮らしていました。
しかし、村には1つのルールが存在していました。
約30年に一度、村に病が流行るのです。
それをとめる為には巫女が命を捧げねばならないというものでした。
しかし、とある少女がそのルールを破ってしまい霊石の怒りにふれてしまいます。
霊石の怒りは夜を切り裂き、夜だというのに太陽が昇る程でした。
太陽は数日にわたり上り続け、弥馬帝国中を照らし続けました。
日が翳り、村人が霊石の元へ行くと霊石と少女は忽然と姿を消していましたとさ・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿