寒さが嫌い
一人が嫌い
夜が嫌い
月明かりが嫌い
寝るのが嫌い・・・
朝が過ぎ
昼が過ぎ
月が昇り
夜がくる
明かりが消え孤独がやってくる
震えがやってくる・・・
布団の中に縮こまり
尻尾を掴み
朝を待つ・・・
朝日が昇ると少し寝れるから
少し眠れば誰かが遊びにくるから
誰かが来ればあの夢に出てくる怖い扉に呼ばれ続けなくてすむから
鎖に捕まり続けなくてすむから・・・
毒居の膝で寝れば夢を見ずにすむから妾は早起きして待つ
寝たふりをして待つ
寝てない事がバレないように
毒居に心配をかけないように
この心地良い夢が覚めない様に
この日差しがなくならない様に・・・
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